脱毛をすると毛穴が目立たなくなる？その理由や毛穴の原因

 

光脱毛やレーザー脱毛など、脱毛には多くの種類が存在します。
それらの効果は主に脱毛ですが、その一方で毛穴が小さくなる効果も期待できると言われています。

 

そこで今回は、なぜ毛穴が目立つのかといった毛穴の仕組みについて解説し、そのうえで脱毛によって毛穴が目立ちにくくなる理由について紹介しましょう。

 

毛穴が目立ってしまう理由とは？

顔を始め、体のいたるところに存在するのが毛穴です。
一方で、なぜ毛穴が目立ってしまうのかと言えば、次の4つの理由が挙げられます。

・乾燥による広がり
・炎症によるひろがり
・自己処理後のムダ毛
・毛穴の汚れ

 

この4つについて解説しましょう。

 

乾燥による広がり

乾燥は毛穴を広げる原因で、肌を土に例えると分かりやすいでしょう。
たとえば、からからに乾燥した土から雑草（ムダ毛）を抜くと、そこにぽっかり穴（毛穴）が開きます。

 

しっとりとした土であれば徐々に周りの土が崩れて穴も埋まっていきますが、乾燥していると穴はそのままなのです。

 

さらに雨（保湿）によってしっとりとした土は十分水を吸収しますが、乾燥したところではなかなかしみこみません。
そして穴がそこまでふさがらないというのが目立ってしまう理由です。

 

炎症によるひろがり

自己処理を行うと炎症が起こります。
毛穴回りは刺激を受けて炎症を起こしやすく、肌へ赤いぶつぶつができてしまうことも珍しくありません。

 

この炎症が起こると、多くの場合雑菌などによって感染を起こし毛嚢炎が発生します。
それによって毛穴が押し広げられ、炎症による赤みによって毛穴はさらに目立ちやすくなってしまうのです。

 

自己処理後のムダ毛

電気シェーバーや仮そりで自己処理をする方も多いですが、事故処理をしても表面の範囲が剃られるだけです。
そのため、毛穴の奥にはムダ毛がそのまま残ってしまっています。

 

これによって黒いぶつぶつのように見えてしまい、特に太い毛が多いワキの部分は、毛穴の部分に黒い点が目だって、毛穴の存在も強調されてしまうのです。

 

毛穴の汚れ

毛穴は、常に外部の汚れた汗腺から出てくる汗、皮脂などさまざまなものにさらされています。
このような状態にあるので、少しでも放置するとそれらが詰まることもあります。

 

さらに毛穴は、汗や皮脂などの老廃物を出すのに対し、皮膚に負担がかかる誤った自己処理によって毛穴が開き、汗や皮脂が排出しにくくなりうるのです。

 

さらにそれが詰まって毛穴を押し広げ、詰まったことによって毛穴がさらに広がるという悪循環に陥ってしまうのです。

 

脱毛をすると毛穴が目立ちにくくなる理由5選

脱毛をすると、毛穴の原因が脱毛によって取り除かれてきます。

 

それによって毛穴が目立ちにくくなりますが、ここではなぜ目立ちにくくなるのか、その理由として次の5つを紹介します。

・化粧ノリの改善
・保湿液の浸透力アップ
・自己処理で残ったムダ毛の除去
・肌荒れが減る
・皮脂汚れが落ちる

 

化粧ノリの改善

脱毛を行うと化粧のノリがよくなります。

 

実際毛穴が開いていて、さらに皮脂や汚れが詰まった脱毛前の状態ではメイクをしてもよれやすくなってしまうことが多いのも事実です。

 

そして、よれを隠そうとしてファンデーションが厚くなるというマイナスの状態を繰り返してしまいます。

 

一方、脱毛をすればムダ毛が根本からなくなるので、その分毛穴のスペースが狭まり、化粧ノリが良くなるのです。これによって毛穴がさらに目立たなくなるという仕組みです。

 

もちろん、化粧ノリがよくなるため、必要なファンデーションの量も減ります。
それによって化粧くずれも防げるメリットがあります。

 

保湿液の浸透力アップ

毛穴が目立つのは乾燥も原因です。
脱毛によって自己処理の頻度がどんどん減って角質を削ってしまう頻度も少なくなります。

 

これによって毛穴が引き締まりやすくなるだけでなく、ムダ毛がなくなった毛穴にもしっかり保湿液がしみこみやすくなります。

 

保湿液が浸透することで、さらに毛穴は引き締まり目立たなくなるという仕組みです。

 

自己処理で残ったムダ毛の除去

自己処理をいくら上手に行ってもわずかな部分にムダ毛が残ってしまいます。
これが毛穴を押し広げて目立ちやすくさせてしまっていることがあるのです。

 

さらに自己処理では肌の表面しかムダ毛処理できないので、肌のなかに残っている毛の断面が目立ち、それが毛穴として表面に現れてしまっています。

 

一方、脱毛をすることでムダ毛がなくなるだけでなく、施術の途中でも毛がどんどん細くなるので自己処理して残った黒いぶつぶつの毛穴も徐々に減ります。

 

こういった側面からも毛穴は目立たなくなるのです。

 

肌荒れが減る

脱毛をすれば、自然に自己処理の回数が減ります。
これによってカミソリなどで負担がかかっていた肌へのダメージがかからなくなるのです。

 

毛抜きやカミソリで毛穴を傷つける行為をしなくなるので、毛穴部分が広がる原因となる肌荒れも減って、その結果毛穴も目立たなくなる仕組みです。

 

皮脂汚れが落ちる

脱毛でムダ毛をなくすことで、ムダ毛のところに引っかかりやすくなっていた皮脂や汚れが取り除かれます。

 

それらが減ることで毛穴を押し広げるものがなくなり、毛穴も小さくなります。
その結果、毛穴が目立ちにくくなるという効果も期待できるのが脱毛の魅力です。

 

脱毛の施術を受けることは毛穴を狭くすること

ここまで紹介したように脱毛によってムダ毛を生み出す機能を低下させることでムダ毛が生えるスピードを遅くします。

 

それによって自己処理頻度が減って、肌へのダメージも減るのです。
これによって脱毛途中でも減毛効果が期待でき、理想的なつるつるすべすべした肌に近づきます。

 

もちろん、脱毛に加えて保湿のケアも併用することが重要なので、そういった点については、脱毛サロンのエステティシャンなどに相談してみるのがおすすめです。

 

そうすることで、脱毛による毛穴の目立たなさが、よりはっきりとしたものになるでしょう。

 

ムダ毛を減らしてなくすという目的もありますが、脱毛には毛穴を小さくするメリットもあることを知っておくことで、きっと継続するモチベーションも向上するはずです。

 

まとめ

脱毛をすることで肌のトーンが明るくなるだけでなく、毛穴が目立たなくなる理由について解説しました。
脱毛と言えば、単にムダ毛をなくすことだけではなく、一歩進んで毛穴の状態の改善も期待できます。

 

もし、脱毛をするか迷っていたら、今回紹介したような毛穴が目立ちにくくなるメリットにも注目して検討してみるのもおすすめです。