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ー脱毛の仕組みとは?痛みの少ない光脱毛のメカニズムを解説ー

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脱毛したいと考えたとき
「脱毛ってどんな仕組みなんだろう?」
「もしかして肌にダメージがあるの?」
と気になる方もいらっしゃるでしょう。

 

比較的痛みや皮膚へのダメージが少ないとされる光脱毛のフローと仕組みは次の通りです。

 

  • 毛周期にあわせてライトを照射
  • 光の熱で毛が成長しにくくなる
  • 繰り返し施術することでムダ毛が減る

 

今回は脱毛の仕組みを詳しくご紹介します。

正しい知識で自分の肌に合った脱毛方法を選べるよう、参考にしてみてください。

 

1.毛周期にあわせてライトを照射

まず「毛周期」にあわせて、脱毛機のライトを照射します。
照射された毛根などのタンパク質が、光の熱でダメージを受けることで毛の成長を妨げます。

 

毛が成長しにくくなるメカニズム

光脱毛は毛根など毛を成長させる細胞、または発毛指令を出している細胞にダメージをもたらすことで毛の成長を阻止する手法です。
毛根は毛を作り出す毛母細胞や、栄養分を取り込む毛乳頭などで構成されており、タンパク質でできています。
また毛根に発毛を指示するバルジ領域も、同じくタンパク質で作られています。
これらの細胞に光の熱を加えることでタンパク質を凝固させ、正常な細胞の活動を阻止することで脱毛させる仕組みです。

 

カミソリなどで皮膚を傷つけず、肌にダメージを与えにくいので、毛をなくすだけでなく早い段階で肌本来の美しさをとりもどせるのもポイントです。

 

毛周期とは

毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことです。
人間の体に生えている毛は、すべてこの毛周期で生え変わっていますが、そのサイクルが循環するスピードは体の部位によって異なります。
たとえばわき毛はおよそ2か月程度、髪であれば数年のサイクルを要し、男女間でも差があります。

 

また普段私たちの目に見えて「生えている」と認識しているのは「成長期」・「後退期」の毛のみ。
実はこの他に「休止期」と呼ばれる生える前の毛が隠れており、その数は全体の半数以上にものぼります。

 

そして医療レーザー脱毛を含む多くの脱毛が有効なのは、一般的に「成長期」とされています。
「後退期」・「休止期」では脱毛するためにアプローチすべき毛根などと繋がっていないため、うまく効果が得られません。
ただし後述する「SHR」方式であれば、毛周期に関係なく施術が可能です。

 

2.光の熱で毛が成長しにくくなる

同じ光脱毛でも実は方式に種類があり、それぞれ脱毛のメカニズムが異なります。

 

光脱毛の種類

光脱毛は大きく分けて「IPL」と「SHR」の2種類があります。

 

【IPL】
IPLは毛根などに熱を与え、皮膚下のメラニン色素に反応して毛を生えにくくする脱毛方法です。
医療レーザー脱毛に近い仕組みを持つと言われています。
医療レーザー脱毛より光の出力は弱いものの、広い範囲へ照射でき、濃い毛や太い毛の脱毛に効果が期待できます。
また肌へのダメージも少なく、短時間での施術が可能なこともメリットです。

 

一方でこのIPLはメラニン量の多い部分に反応しやすい分、医療レーザー脱毛ほどではないものの、光脱毛のなかでは比較的痛みを感じやすいというデメリットがあります。

またIPLは毛と繋がった細胞にアプローチする方法であり、そのため前述の成長期にある毛でないと脱毛効果が得られません。
そして産毛などの薄い毛には効果が出にくいというのも弱みと言えるでしょう。

 

【SHR】
SHRは発毛の指令を出している細胞・バルジ領域へ負荷を与える脱毛方法です。

 

このバルジ領域は毛と直接繋がった細胞ではないため、SHRであれば休止期にあるまだ生えていない毛を生えにくくできます。
毛周期に影響されず、最短2週間で次の施術を行えるため、比較的早いスパンで脱毛が可能です。

 

またIPLが苦手とする産毛や白髪など細くて色素が薄い毛にも作用し、日焼けした肌にも施術可能なメリットも。
メラニン色素には反応しないため、IPLに比べて痛みを感じにくく、日焼けした肌へ施術できるのもうれしいポイントです。

 

ただしSHRは比較的最近開発された脱毛方法なため、IPLと比べると使用しているサロンやクリニックはまだ少数です。
そして今生えている毛自体に作用するわけではないため、効果を実感するまで少し時間がかかるというウィークポイントもあります。

 

医療レーザー脱毛との違い

光脱毛と医療レーザー脱毛は、仕組み自体に根本的な違いはありません。
大きな違いは、医師または医師から指示を受けた看護師などの医療従事者しか施術できないこと、そして機器で使用するパワーの強さです。

 

医療レーザー脱毛は毛根を破壊するほど強力なパワーで施術するため、比較的高い脱毛効果が期待できます。
しかしパワーが強い分、肌への負担が大きく、比較的痛みを強く感じやすいことがデメリットです。
また光脱毛と比べると、施術後に次のような肌トラブルが起きやすいリスクもあります。

 

  • 赤みや火傷
  • 色素沈殿
  • 肌の炎症
  • シミ・黒ずみ など

 

3.繰り返し施術することでムダ毛が減る

医療レーザー脱毛含め、脱毛は1回では完了できません。
複数回繰り返すことでその効果を実感できます。

 

施術が1回ではない理由

脱毛は1回の施術では完了できません。
それは先述の「毛周期」が影響しており、1回の施術でダメージを与えられる細胞には限りがあるためです。

また毛周期にかかわらず施術できるSHR方式でも、1回ですべてのバルジ領域へ作用するわけではありません。

つまり高い脱毛効果を得るためには、いずれの方法でも複数回施術を受ける必要があるのです。

 

正しい脱毛の仕組みを理解し、自分の肌に合った脱毛方法を選ぼう

脱毛の仕組みをまとめると次の通りです。

 

  • 毛を成長させる、または発毛指令を出している細胞にダメージを与えて、毛の成長を阻止する。
  • 脱毛方法の種類によって、脱毛効果や肌ダメージなどの得意・不得意分野がある。
  • いずれの方法も1回の施術で作用できる範囲には限界があり、繰り返し施術することで脱毛の効果を実感しやすくなる。

 

脱毛をするとシェービングの回数も、お手入れのストレスも減らせ、自分の肌に自信を持てます。
脱毛の効果だけでなく、正しい仕組みを理解したうえで、自分の肌に合った脱毛方法を選ぶようにしましょう。

 

当店では濃い毛に有力なIPLと、産毛や白髪にも有効なSHRの両方の照射ができる、日本製の脱毛マシンを採用しています。
より高い脱毛効果を実感していただけるよう、お客さまごとに異なる肌や毛のお悩みに最適な脱毛方法をご提案します。
初めての脱毛や肌のご不安がある場合も、ぜひ当店へご相談ください。

登米の美容なら確かな技術のEsthe Salon Vivo

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